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50代におすすめのバイク

50代のためのバイク選びのポイント

現在、新車のバイクを最も多く購入している層が50代の人たちです。
1980年代の一大バイクブームを身を持って体験している世代なので、バイク好きな人が多いことと、年代的に経済的にも余裕がある人が多いことが理由でしょう。
実際、長らくバイクに乗っていなかった人が50代になって「夢よもう一度」とふたたびバイクに乗り出すパターンもよく聞く話です。

そんな50代の人たちですが、どんなバイクが向いているのでしょうか。
完全に好みで選ぶなら、昔夢中になったスーパースポーツがいいという人は少なくないでしょう。

しかし、現在の腕と体力で扱えるのかということはしっかり考えなければなりません。
車と違って、バイクは自分の腕と体力が大きく左右する乗り物です。
無理して好きなバイクに乗って、腰を痛めて仕事を休むなんてことにならないよう体に負担のかからないことを第一に選んでください。

具体的には、次のような点を満たすバイクがおすすめです。
まず、首や腰に余計な負担がかからないライディングポジションのものです。
またウインドスクリーンがあると、風による上半身への負担を和らげてくれるでしょう。
あと手首への負担も考えると、ハンドルポジションが遠くなりすぎないことも大切です。

あとは自分でしっかり取り回せるようなバイク、つまり重すぎないバイクがよいでしょう。
贅沢を言えば、これらに加えてクッション性がある上質なシートがあれば文句ないですが、少なくとも上記のポイントを押さえているバイクから選びましょう。

50代におすすめのホンダ「NC750X」

上記の視点から50代におすすめしたいバイクとして、ホンダの「NC750X」を挙げます。
シート以外のポイントはすべてクリアしており、運転していて体に負担がかからないのが良い点です。
車両重量が231kgなので軽量とは言えませんが、重心は低いので取り回しにはそれほど苦労しないはずです。

コーナーリングでも駐輪場での取り回しでも、重心の低いバイクの方が高いバイクに比べて正確に扱いやすいです。
それに、多少路面の悪い道路でもスムーズに走れます。

またNC750Xのなかでも、DCT(Dual Clutch Transmission)装備のモデルをおすすめします。
ノーマルモデルより価格は高くなりますが、DCTがあると変速操作が不要になるのでロングツーリングでの体への負担が大きく軽減されるのです。
なお、シフトペダルやクラッチレバーはありませんが、ボタン操作でシフトアップとダウンをコントロールできるので自分で操作したい人にもおすすめできます。

ホンダでは、2020年からバイクのレンタルサービスを始めています。
泊りがけの長期プランも用意されていますので、NC750Xが気になったら購入前にぜひ利用してみましょう。

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