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バイクのタイプを紹介「アメリカン」

ステム

クルーザーとも呼ばれるアメリカン

アメリカンバイクが好きな人は国内にも多く、高速道路をゆったりと走る姿を見る事も少なくないでしょう。
世界ではクルーザーとも呼ばれるジャンルに入るアメリカンタイプのバイクは、幅が広いハンドルに両足がべったり路面につくほどの低いシートなど、特徴的な部分をたくさん持っています。

バンク角が少ないので山道などワインディングには不向きですが、エンジンの音を聞きながらゆったり走る際には最高のバイクです。
主にV型2気筒エンジンが多く、直線道路をひた走る、長いツーリングにも適しています。

アメリカンのポジションはどんな感じ?

アメリカンは基本的に足が地面にべったりつくほどシートが低いバイクなので、足つき性が気になる女性にも安定した人気を誇っています。
シートの座面が広く座りやすいのもこのタイプのバイクの特徴でしょう。

ハンドルも広めなのでゆったり肩ひじ張らずに乗れるバイクです。
ただし、ロングツーリングする場合、常に椅子に座っているような恰好となるので、腰に疲労がたまりネイキッドなどと比較すると疲れやすいかもしれません。

ステップはバータイプのほか、ボードタイプがあり、この場合シフトチェンジする場合、つま先以外、かかとでもシフトチェンジできるようになっています。
足をしっかり乗せる事ができるので、楽に走行できるのも魅力です。

ハンドルグリップがインチサイズで太目というのもアメリカンの特徴なので、手が小さい女性はちょっと握りにくいかもしれません。
しかしハンドルグリップに関しては専門店でカスタムも可能なので、握りにくいと感じる場合はカスタムしてもらうといいでしょう。

直線にはいいけどUターンはきつい

ハンドルが特徴的ともいえるアメリカンは、直線道路を走る時には悠々どっしり走ることができます。
しかしUターンしなければならない時など、ハンドルを名一杯切る必要があるときには、片方のグリップが遠い位置になるので、やりにくさを感じます。

手前にあるグリップがおなかに当たって動かせない・・・ということもあるのです。
ハンドルを名一杯きる必要があるときには、安全確認を行い、ゆっくりと操作する方がいいでしょう。

またアメリカンで走行する時の姿勢ですが、椅子に座っているような状態になるので、猫背になってしまう人もいます。
猫背で乗ると確かに楽なのですが、常に腰へ荷重がかかった状態となっているので、長時間乗っていると腰がかなり痛くなるのです。

猫背にならないようにハンドルをしっかり持ち、背筋を伸ばして乗るようにすると腰痛も予防できます。
正しい姿勢で乗れるようにすることも、アメリカンを楽しく乗りこなすために重要なことです。

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