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免許更新時の視力ってどのくらい必要?

免許更新に必要な視力はどのぐらい?

運転免許を更新する際には、どの年齢でも必ず視力検査を行います。
視力検査に合格しなければ、残念ながら免許を発行してもらうことも更新することもできないので注意しましょう。

視力検査は、必ずしも裸眼で受ける必要はありません。
普段コンタクトレンズを使用している人なら、コンタクトレンズを使用した状態で視力検査を受ければよいですし、メガネ着用の人ならメガネをした状態で検査を受けられます。

免許を更新するために必要な視力は、自動車の場合には両目で0.7以上、片目はそれぞれ0.3以上が必要です。
小型特殊自動車や原付の場合には、両目で0.5以上が必要となります。
また、大型や中型、二種の免許においては両目で0.8以上、片目でもそれぞれ0.5以上なければいけません。

視力検査の内容は?

免許更新時の視力検査では、子供のころから視力検査でおなじみの「C」を使って行います。
近年では機械を導入している所が多く、視力検査用の機械をのぞき込み、Cの切れている方向を手元のジョイスティックで指すという方法です。
基本的にCの切れ目は上下左右の4方向のみで、斜めという方向はありません。

視力検査では、他にも色彩識別能力検査が行われます。
これは信号機の色を認識できるかどうかを判断する検査で、赤・青・黄の色を識別できるのかが検査されます。

その他、大型免許の更新では深視力検査も行います。
これは3本の棒が並んでいて、真ん中の棒が動いて他の2本と直線状に並んだ時にスイッチを押すというものです。
この検査は視力とはあまり関係ありませんが、対象物の距離や両目のバランスの状態をチェックするために行います。

不合格になったらどうする?

視力検査に不合格になってしまうと、その日に免許を更新することはできません。
しかし不合格になったからと言って、二度と免許証を更新できないというわけではないので、安心してください。

不合格になった場合、2つの方法があります。
その日に再検査をするか、それとも後日に再検査をするか、という方法です。

例えばコンタクトや眼鏡を忘れてしまったりして、すぐに自宅まで取りに戻れる場合には同じ日に時間を空けて再検査ができます。
もしも取りに帰って戻ってくるのは面倒だとか、時間的に難しい人は後日に再検査をしてもOKです。

また、想定していた以上に視力が低下していて、メガネやコンタクトレンズを新しく作らなければいけなくなってしまう人もいます。
その場合には、後日メガネやコンタクトレンズを着用した状態で再検査すれば合格できるでしょう。

不合格になって再検査を行う場合、その日に支払った免許更新のための費用や証紙代は一度返還されます。
再検査のために費用が多くかかることはありません。

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